こんにちは!「リノベで叶える快適空間」の管理人、ゆえです。
リノベーションを考えるとき、必ず迷うのが「仮住まいにするか、それとも住みながら工事するか」という問題。
我が家は3歳と0歳の子どもがいる4人家族で、間取りを大きく変えるリノベーション(1階全部と2階の一部)を、実際に住みながら行いました。
正直なところ、今振り返ると「やっぱり仮住まいにすればよかったな…」と思っています。
この記事では、住みながらリノベーションを体験したリアルな感想をシェアします。
なぜ住みながらリノベーションを選んだのか

仮住まいの条件が合わなかった
最初は仮住まいを考えていました。
でも実際に探してみると、条件の良い物件はなかなか見つからず…。妥協してまで借りるのもなぁ、と感じて住みながらの選択に。

我が家は犬も飼っていたので、条件に合う物件がほぼなかった。
夏はエアコンも新たに用意が必要
工事時期が夏だったので、仮住まい先でもエアコンを用意する必要がありました。
ざっくり概算すると:
- 家賃:8万円 × 2か月 = 16万円
- 駐車場2台:2万円 × 2か月 = 4万円
- エアコン代:約10万円
- 引っ越し費用:往復で約10万円
光熱費や食費を入れなくても、合計で約40万円の出費…。これはちょっと痛いですよね。

工期は3か月でしたが、LDKが使えない期間だけの仮住まいなので2か月で計算してます!
工事の進み具合を直接見たかった
住みながらなら毎日工事の様子が見られて、気になることもすぐ職人さんに相談できるメリットもあると思いました。
住みながらリノベーションの流れ

我が家は工事を2期に分けました:
1期工事(約2か月)
- 1階部分をリノベーション
- その間、2階で生活
- 最初の1週間はお風呂工事のため、妻と子どもたちは実家へ避難
2期工事(約1か月)
- 2階部分をリノベーション(一部)
- その間、完成した1階で生活
工事は月曜〜土曜で、その間は仕事で家を空けていました。
実際に住みながらやってみて感じたこと
メリット
- 工事の進捗がすぐ分かる:毎日見られるので安心。気になったところもその場で修正できました。
- 追加・変更の相談がしやすい:その場で相談できるので、完成後の後悔が減ります。
想像以上に大変だったデメリット
- 狭い空間での生活ストレス:2階の限られたスペースで生活するのは結構つらかったです。おもちゃも十分出せないし、休日に思いっきり遊べない…。
- 小さな子どもがいる大変さ:お風呂は使えるけど、他のスペースは危険があるのでお風呂上がりの脱走に四苦八苦。
- 食事の準備が大変:キッチンが使えない間は、宅配弁当や外食に頼らざるを得ず、出費もかさみました。
今振り返って思うこと
2か月間の住みながらリノベーションを経験して、やっぱり夏は避けて仮住まいにすればよかったと思います。
仮住まいを選ぶと良かった理由
- 子どもがのびのび遊べる
- 家族全員の精神的負担が減る
- 生活スタイルを変えずにすごすことができる
追加費用は大きいですが、家族の快適さとストレス軽減を考えると決して高くなかったのかも…
ペットのことも実家に預けたりと方法はありました。
特に小さな子どもがいる家庭では、生活環境を最優先に考えるべきです。
これからリノベーションを考えている方へ
- 工事時期を慎重に選ぶ:春や秋であれば、季節家電の心配もすくない。極端な気候を避けるだけで快適さが全然違います。
- 家族構成と工事規模で判断
- 小さな子どもがいる場合:仮住まいを強くおすすめ
- 大規模工事:住みながらは相当覚悟が必要
- 大人のみの世帯:住みながらでも比較的対応しやすい
- 費用だけでなく生活の質も考慮:目先の節約にとらわれず、家族のストレスや快適さも総合的に判断してください。2週間を超えてくるとストレスが増大した印象です。
まとめ
住みながらリノベーションは「工事の進み具合が見える」「変更しやすい」といったメリットがありますが、小さな子どもがいる家庭での長期狭小生活は想像以上に大変でした。
費用はかかっても、家族の快適さと精神的負担を考えると、仮住まいを選ぶ方が賢明だと感じます。リノベーションは一生に一度の大きなプロジェクト。
費用だけでなく、家族のライフスタイルや快適性も考えて後悔のない選択をしてくださいね。



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