こんにちは。「中古住宅リノベで叶える快適生活」を運営しているゆえです。
今回は、我が家の住宅ローンが「妻名義」になった経緯と体験談をシェアします。
「妻名義って珍しい?大丈夫?」と不安に思う方もいるかもしれません。
私たちの場合は、意外とスムーズに進んだので、そのあたりも含めてお伝えします。
なんで妻名義にしたの?

夫が起業したタイミング
住宅購入を考え始めた頃、夫が兄弟と一緒に起業したばかりでした。
給与所得者ではあったものの、「起業したて」というだけで金融機関からの信用度は少し低め…。
一方で私は上場企業勤務で収入は安定していたので、「ローン審査を確実に通すなら妻名義かな」という結論に至りました。
妊娠・出産も考えて
もうひとつの理由は、将来的な収入減への不安です。
「妊娠したら収入が減るのに、ローンを組んで大丈夫?」と思うかもしれませんが、私たちは逆に考えました。
妊娠・出産後は確実に収入が下がる期間があります。ならば、収入が安定している今のうちに、借入しやすい条件でローンを組んでおこう、と。

もちろん、返済比率はちゃんと計算して無理のない範囲で計画しました。
勤続年数1年未満でも大丈夫?
実は住宅購入を考え始めた頃、私は勤続年数がまだ1年に届かないタイミングでした。
多くの金融機関では「勤続年数1年以上」が条件なので、ここは焦らず少し待つことに。
さらに夫の収入も合算して審査に臨みました。夫は起業直後でも給与所得者だったので、確定申告書ではなく給与証明書でOK。
収入合算のおかげで、希望する物件価格に十分な借入ができました。
実際のローンの内容

- 金融機関:地方銀行(不動産会社からの紹介)
- 金利タイプ:変動金利
- 返済期間:35年
- 頭金:なし(諸費用のみ現金)
地銀を選んだ決め手は、団体信用生命保険(団信)の内容。追加金利なしでグレードアップできたのは大きなメリットでした。
審査は事前審査から本審査まで約2週間でスムーズに終了。特別な書類もなく、会社員としての手続きだけでOKでした。
入居後の妊娠とローンの変化
入居後に妊娠が判明。タイミング的にはベストでしたが、やはり収入が減ることへの不安も少しありました。
その後、入居して4年後にリノベーションを考えたとき、産休前でも住宅ローンの借り換えもできました!
リノベーション代も含めて新たにローンを組むことができました。
借り換えには再度手数料がいるので、私たちと同じように数年後大規模リノベーションを考えている人は要注意です。
妻がローン名義になるときの注意点
- 妊娠・出産で収入が減る
- 短時間勤務や退職による収入減
こうしたリスクはありますが、世帯収入を考えて無理のない返済計画を立てれば大丈夫。
収入合算を活用すれば、主債務者がどちらでも借入額に大差はないのかなという印象を受けました。
それをリスクだと感じる金融機関がないとは言い切れないかもしれませんが…
同じ状況の方へのアドバイス
妻名義って珍しい?
少数派かもしれませんが、実際やってみると想像以上にスムーズでした。
我が家は夫に何かあった場合のリスクに備えて、別途民間保険に加入しました。
勤続年数1年でも諦めない
上場企業など安定した勤務先なら、勤続年数1年でも審査に通る可能性は十分あります。
大切なのは、焦らず条件が整うまで待つことと、返済計画をしっかり立てることです。
収入合算も賢く活用
夫婦で収入がある場合は収入合算を使うと借入額を増やせます。
まとめ
「妻名義で住宅ローンを組む」と聞くとちょっと珍しいように感じますが、実際は普通に手続きできます。
ポイントは:
- 安定した収入がある
- 勤続年数など条件をクリアしている
- 無理のない返済計画を立てる
我が家は家のこと全般を私が管理していることもあり、妻名義にしたことで、むしろ手続きがスムーズに進んでいる印象です。
産休中の借り換えやリノベーションも問題ありませんでした。

同じ状況で迷っている方の参考になれば嬉しいです。
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